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切手買取マスター

見返り美人の特徴と買取相場!

世の中には切手収集を趣味にしている人たちがいます。

あんな小さな切手のどこがいいのかと言われるかも知れませんが、切手は小さな芸術品です。

我々切手少年の憧れの的で、今でも希少価値から高価格となっている「見返り美人」の切手。

いまから数十年前の子供時代に切手収集の趣味を持っていた人なら、この切手のことを知らない人はいません。

この切手はどんないわれのある切手で、どのような経過をたどって誕生し、販売されたのでしょうか。

その歴史と特徴、そして現在の価格相場を調べてみました。

見返り美人の歴史

図案の「見返り美人図」について

見返り美人の切手に描かれた図案は菱川師宣の「見返り美人図」に基づいています。

これは東京の国立博物館に所蔵されています。

縦63.0cm、横31.2cmと縦長の絵です。

この絵は17世紀初頭の元禄時代に浮世絵師の菱川師宣が肉筆で描いたものです。

この時代は浮世絵といっても版画でなく、肉筆で描くのが主流でした。

江戸初期はこのように美人絵を描くことが流行りましたが、菱川師宣はその最初の絵師といっていいでしょう。

絵柄は若い女性の後ろ姿ですが、「見返り」という言葉のごとく、後ろを振り返り、顔を横に向けた形で描かれています。髪型、着物、帯など江戸前期のファッションを描いたものと考えられえます。

見返り美人図は浮世絵の中ではそれほど有名な絵というわけではなく、切手が発行されてから人気が出て世に知られるようになったのでしょう。

「見返り美人の切手」について

この切手が発行された前年の昭和22年(1947年)に当時の逓信省(現在の総務省)が郵便週間を制定しました。その後「切手趣味の週間」と名を変え、今に至ります。

切手趣味週間は当初は11月に設けられていたので、見返り美人の切手も切手趣味週間オリジナルの記念切手として昭和23年(1948年)11月29日に発行されました。

額面価格は5円、発行当時はまだ貨幣単位として銭が使われていた関係で、切手面には「500」(00の下に下線)と書かれています。

切手趣味週間の意義は、切手を通じて芸術品を世の収集家の方たちに知ってもらいたいという意図です。日本の絵画の頂点として海外の芸術家たち、とくに印象派の画家に影響を与えた浮世絵を取り上げ、芸術性を紹介する意味もあります。

翌年発行の「月に雁」の後は一時発行が途絶えましたが、昭和30年(1955年)に浮世絵シリーズとして再開され、今に至っています。

人気が高い切手だったので平成3年(1991年)と平成8年(1996年)に復刻版が発行されました。

切手の特徴

翌年に発行された「月に雁」と同じ縦67mm、横30mmの縦長で、日本で発行された切手の中では最大の大きさです。

色は原画のカラフルな色合いとは異なり、単色刷りとなっています。

シートは5枚が横に並べられています。

復刻版のほうは額面80円の多色刷りで、平成8年のものは「郵便切手の歩みシリーズ」として「月に雁」と一緒に単色4枚、多色4枚を組み合わせた16枚で1シートとなっています。

発行枚数が150万枚と少ないので希少価値で人気が出たのかと一見考えられますが、実は発行枚数は当時としては少ないほうではなく、翌年の「月に雁」も200万枚でした。

この2つの切手はその後の切手趣味週間の先駆けとなるもので、当時の印刷技術ではフルカラー印刷は無理で単色刷りなのですが、それまでの切手にない大きさの縦長のデザインで人気を博しました。

昭和30年代になると切手収集のブーム巻き起こり、少年たちは記念切手の発行日には郵便局の前に並び、我先にと購入していったのです。

その後日本全体が裕福になった時代のようにシート買いなどはとてもできず、1枚ずつ買うのがやっとでした。

ほかに身近で金のかからない趣味が少ないということから切手収集はブームになりました。

図案がきれいなこと、当時珍しかった浮世絵を題材としていることが人気に火をつけました。

その後しばらくは切手趣味週間の切手の図案は浮世絵から取られます。

浮世絵を図案とした切手は当時としては珍しく、日本国内だけでなく、海外からも脚光を浴びました。

はがきに貼って出したところ、切手だけが剥がされるという事件が起こったこともありました。

浮世絵が切手となって世間の目に触れたことだけでも貴重だったに違いありません。

切手収集家の目には切手でしか得られない芸術と映ったのでしょう。

美人画の先駆者といっていい菱川師宣の描いた浮世絵は、切手趣味週間では1955年発行の喜多川歌麿の浮世絵がデザインの「ビードロを吹く女」に受け継がれます。

切手収集は少額の投資で色のきれいな芸術品が集められる趣味といえます。

そこから切手収集がブームになったのでしょう。

見返り美人の販売相場&買取相場は?

見返り美人切手の発売当時は瞬く間に売り切れるほどの人気の高さで、今でも切手コレクターの間では高嶺の花となっています。

販売相場は、未使用で1枚18,000円、使用済みで1枚9,000円となっています。

汚れのない美品なら高値で買い取られることでしょう。

5枚1組のシート単位だとさらに価格が上がり、90,000円となっています。

日本切手カタログ2010年版によると未使用品の価格は15,000円です。

ブームのさなかは価格が高騰しましたが、現在では落ち着いています。

ただしこれはカタログ値段で実際の買い取り価格はこれよりかなり安くなってしまいます。

買い取りは切手の目打ちがしっかりしていることと汚れや色あせが生じていないことが高く買い取ってもらえる秘訣です。

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以上、見返り美人の切手についてでした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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