保存状態は査定額を左右する重要なポイントです。
切手の保存方法についてご説明します。
バラ切手の保存方法
バラの切手は、同じ額面のものは小袋にまとめておきましょう。
また、シートは同じシリーズのものを並べておきましょう。
きちんと額面ごとに整理しておけば、
それだけで売る際に、買取金額UPが狙えます。
シート切手の保存方法
業者は買取した切手を流通させますので、
1枚よりもシートで購入した方が多くの人に販売を行うことができます。
そのため切手はバラで売るよりも、シートで売ったほうが 買取価格が高くなります。
シートはばらさず、そのままで売りましょう。
また、シートもバラもどちらの切手も、
折り目や汚れがつかないよう、ファイルや厚紙に挟んでおきましょう。
紫外線などでシミの原因となり劣化してしまう恐れもありますので、
ボストークはもちろんOK!カードホルダーや名刺入れ、などなんでもいいので、
ビニールに収納しておきましょう。
ジップロックなど密封されるものはあまりおすすめできません。
プレミア切手の保存方法
中国切手や古切手、記念切手などはより一層慎重に取扱いましょう。
特に古切手は、糊がアラビアゴム糊やデキストリン糊と呼ばれるものを使っており、
非常に湿気に弱く、シミが出やすくなっております。
以前はパラフィン紙と呼ばれる半透明の通気性のないですが、
これで切手包んで長期間放っておくと、切手にシワやシミが出たりします。
現在一番良いと呼ばれている保存方法は、
ハウイドマインドという透明保護フィルムに入れてから、ストックリーフに保存することです。
これが一番おすすめです。
また、人の手の脂というのもあなどれません。
劣化やシミの原因を引き起こします。
取り出す際は必ずピンセットで行いましょう。